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1789バスティーユの恋人たち感想(東宝2018年再演版)まさに革命的ミュージカル ソニンのパワフルな歌と演技に圧倒される

更新日:

 

「1789 バスティーユの恋人たち」東宝版の2018年再演を観てきました!

感想を語っていきたいと思います!

(ロナン:加藤和樹、オランプ:夢咲ねね、マリーアントワネット:龍真咲)

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まさに「ミュージカル界に革命」!

「1789バスティーユの恋人たち」は、

ロックや現代的なダンスミュージックを取り入れるなど、

いわゆる「王道」といえるようなミュージカルとは異なった輝きを放っています。

 

実は、劇場にに入った瞬間、ステージ前にオーケストラピットが無いことに気が付いて、

「え?生演奏じゃないの?」

と少しがっかりしたのですが、

上演が始まって納得。

この音楽、オーケストラで演奏できるやつじゃない(笑)

そして、生演奏でなくても、めちゃくちゃ良い音質で役者さんたちの歌声も響きまくってて、最高でした。

 

テーマが「フランス革命」ということで、

優雅なダンスをイメージしてしまうかもしれませんが、

めちゃくちゃ現代的なダンスでした。

ダンスグループのステージを観ているかのようなシーンも。

 

ミュージカル慣れしている人も、その表現の「新しさ」には圧倒されると思いますし、

ミュージカル初心者にも、楽しめる表現が多かったですよ。

 

ソレーヌ役のソニンさんに惚れました

さて、主人公のロナン役の加藤和樹さんやオランプ役の夢咲ねねさんもめちゃくちゃ素晴らしかったのですが、

一番ヒットしたのはソレーヌ(ロナンの妹)役のソニンさん。

 

ソニンさんがメインの歌は、

「叫ぶ声」(ロナンとソレーヌの父が亡くなるシーン)

「夜のプリンス」(パリの娼婦となったソレーヌの歌)

「世界を我が手に」(パンを求め、女性たちを率いて暴動を起こそうとするソレーヌの歌)

など。

表現するジャンルは「悲しみ」「絶望」「怒り」

めちゃくちゃ「負」の表現なのですね。

 

ソニンさん、この「負」の表現がすばらしすぎる。

特に「世界を我が手に」の力強さといったら・・・。

上演が終わっても「女はーーーー!!!!」の歌詞が頭から離れませんでした(笑)

ソニンさんのソレーヌを観に、もう一回観に行きたいくらいです。

 

そして、一番グッと来たシーン。

パンを求めてパン屋に押し入るも、小麦が無くてパン屋も困り果てており、

「弱い者同士、傷つけあうな」と、ソレーヌたちとパン屋たちが分かり合うシーン。

ソレーヌとパン屋が、和解の握手をするのですが、

そのあと、ソレーヌが、静かにうつむいてしまうのですね。

 

自分達と同じように苦しんでいる相手を襲った自分を悔いる想いと、

怒りをどこにぶつければいいのか、食糧が無いのにこれからどうすればいいのか。

様々な感情が入り混じって、静かに絶望する。

あまり目立たない表現なので、見逃した方も多いかもしれませんが、

これ、絶対注目です。

 

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ゆるい笑いのラマール

「1789バスティーユの恋人たち」は、全体的にシリアスな物語なのですが、

このミュージカルの笑いをひとりで担っている人物が「ラマール(坂元健児さん)」です。

 

めちゃくちゃゆるいっす。

他の方々と、声の張り方が全然違います(笑)

いいスパイスとして舞台を盛り上げてくれます。

新歌舞伎座に観に行ったのですが、笑いに厳しい大阪の皆さんも大爆笑でした。

(最前列に座っていると、運が良ければいじってもらえます)

 

ちなみに、観に行った日は、運よくアフタートークが開催されており、

ラマール役の坂元健児さんも登壇されていたのですが、

トークもめちゃくちゃ面白い方でした。

 

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大がかりなセットにも注目!

「1789バスティーユの恋人たち」の見どころといえば、

舞台を前後に開閉する、大扉。

 

これが開くことで、その後ろから盛大に登場することができます。

これを使った、マリーアントワネットの登場シーンは圧巻です。

 

そして、「上下差」を使った表現がめちゃくちゃうまいなあと思いました。

1幕ラスト、民衆たちが革命を起こそうとするシーンで、

上には王族が配置され、民衆たちを見下ろしている。

さらに、大扉が開くことで、「民衆にたちはだかる王族たち」を効果的に表現していたと思います。

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ラストシーンに涙

そしてラストシーン。

出演者たちが、次々に歌いながら登場してきます。

そこには、主人公の味方たちだけでなく、

対立していた敵役たちも登場します。

 

かれらの表情は、役を離れているようでした。

かといって完全な無表情なわけではない。

 

「自由」「平等」を願っている。

 

そんな表情をしているように思えました。

このシーン、悪役の方々こそ、注目してほしいと思います。

めちゃくちゃ良い顔しています。

 

歴史好きにもたまらない

さてさて、わたくしミュージカルと同じくらい「歴史」が好きなのですが、

歴史好きにもグッとくるミュージカルした。

 

登場人物たちや時代背景、エピソードなど、

フランス革命の歴史の要素が大量に散りばめられています。

(フランス革命をテーマにしたミュージカルはたくさんあるので、詳しいという方も多いかもしれませんね)

 

例えば有名なところで、ギロチン。

のちにルイ16世やマリーアントワネットが処刑される際に使われるものですね。

 

ほかにも、ちょっとしたセリフの中に、

歴史的な要素が盛り込まれています。

 

ちょっとやる気が出てきたので、

「1789をもっと楽しめる!フランス革命の歴史」

的な記事を書いていこうかと思います。

 

ついでに、ちょっと時代を進めて、「レ・ミゼラブル」のころまで歴史をまとめていこうかと。

 

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最後に

「1789バスティーユの恋人たち」の東宝2018年再演版について感想をまとめていきました。

今回、観るのは2回目なのですが、1回目より2回目の方が感動しました。

こーいうミュージカルって、観れば観るほど楽しくなっちゃうので、もはやもう一回行きたいモードに入っています。

さすがに金銭的に厳しいので我慢します。

 

また2年後くらいに再演してくれないかなー。

そんときは、地元・名古屋に来てくれると泣いて喜びます。

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