ミュージカル情報局

ミュージカル公演情報や感想、知っていると得するお役立ち情報などを発信!

WOWOWでお得にミュージカル公演・演劇・映画を観よう!

  月額たったの2,300円(税抜)でチケット入手困難なミュージカル公演・演劇や映画などを観ることができるWOWOW。 最新のWOWOW放送予定をまとめています。 東宝・宝塚歌劇団など。 & ...

続きを見る

『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』感想・考察 観なきゃ絶対損!

投稿日:

 

2018年2月7日よりシアタークリエにて上演されている

『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』を観てきました!

感想・考察をまとめていきます!

スポンサーリンク

 

衝撃的に素晴らしいミュージカル

私自身、このようなサイトを運営しているくらいなので、

月に5作品を観たりすることあるくらいたくさんのミュージカルを観ていますが・・・。

この作品を観て、これまで感じたことのない感覚が込み上げてきました

衝撃的に素晴らしです。

さすがは、2015年トニー賞にてミュージカル作品賞をあじめとした5賞を受賞しただけのことはあります。

日本で公演してくれてありがとう!東宝さん!って気分です。

 

ブロードウェイ初 レズビアンが主人公のミュージカル

「FUN HOME」は、アリソン・ベクダルという、レズビアンの漫画家による自身の過去をつづった漫画が原作です。

ブロードウェイ初のレズビアンを主人公にしたミュージカル、とされます。

 

ここには

「多様性を認めよう!」などのようなよく聞かれるメッセージなどは盛り込まれていません。

ここに描かれているのは、ひとりのレズビアンの「本物の心の叫び」でした。

 

「作品」を作り上げていくうえで、当然ながら表現に「工夫」を入れたと思いますが、

それでも作者の「想い」や「過去の事実」がストレートに伝えられているように感じました。

 

実話がもとになっているからこそのリアリティ

物語の中では、

登場人物たちが唐突に怒り出すなど、

観客にとって、「なぜ、今怒り出したの?」と思えるシーンがあります。

観客が置いてけぼりかと思えば、怒りを食らった登場人物たちも、なぜ怒られたのか理解できていない。

むしろ、怒った本人も、理由を理解できていない。

一見、意味不明な怒りに見えても、

実は現実の人間って意味不明な怒りをぶちまけたりすることは普通にある。

このような「意味不明な感情」が、逆に人間としてのリアリティを際立たせているようでした。

 

現在のアリソンの「視線」に注目

物語は、現在のアリソンが、過去を回想する、という構成になっています。

回想の中で、アリソンは、客観的に昔の自分や父親たちを見ています。

回想シーンは、当然ながら「昔のアリソンたち」を中心に演じられるわけなのでそちらを見てしまいがちですが、

たまに現在のアリソンに目をやると、さまざまな表情をしていることがわかります。

 

トニー賞受賞も納得の素晴らしさ

劇場はシアタークリエということで、比較的小さい会場です。

舞台装置も、大掛かりではありません。

出演者も少ないです。

演出も、決して派手ではありません。

 

しかし、心に焼きつきました。

 

また観に行きたいくらいです。

ド派手でゴージャスな演出や音楽やダンスで魅了する数々のミュージカルを差し置いて

「トニー賞 ミュージカル作品賞」を受賞した理由がわかりました。

この作品はすごい。

この日は、

昼に「ブロードウェイと銃弾」

夜に「FUN HOME」

というハシゴをしました。

ブロードウェイと銃弾は、エンタメ王道まっしぐらの楽しい作品

「FUN HOME」は、ズシンと心に深く焼きつく作品。

それぞれ方向性は違っていて、どちらも素晴らしかったです。

 

しかしながら、やはりエンタメ要素の強い作品ほど人気があるのも事実です。

それはわかるのですが、

普段は帝国劇場や日生劇場で上演されるようなエンターテインメント性の強い作品ばかりを観ている人は、

一度観に行ってみると、自分の中のミュージカルの幅が広がるいいきっかけになる作品だと思います。

 

今後、兵庫・愛知で公演が行われます。

FUN HOMEファンホーム ミュージカル2018(東宝) あらすじキャスト(子役) チケット 割引情報 東京 兵庫 名古屋

こんなに素晴らしい作品を見逃すのは、本当にもったいないと思うので、ぜひ観に行ってください!

スポンサーリンク

-東宝

Copyright© ミュージカル情報局 , 2018 All Rights Reserved.