2019年11月9日、草月ホール(東京)にて
音楽座ミュージカル『7dolls』を観てきた感想をまとめます!
一言、「すごいミュージカルを観た」という感想
最初にお伝えしたいこと。
とにかく、
「すごいミュージカルだった」
ということ。
芝居・歌・ダンス・物語、どれをとっても素晴らしい。
それぞれについて感想をまとめていきます。
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役者さんたちの演技力が高すぎる。
開演してすぐに物語に心が引き込まれてしまったのは、
役者さんたちの演技力が高かったらだと思います。
特に、主演をつとめている森彩香さん。
小柄で可愛らしい見た目で、
穏やかな性格の主人公ムーシュ役にぴったりな印象。
穏やかなキャラって、個性的なキャラに比べて演じるの難しいと思いますが、
とても魅力的に演じていました。
また、今回一人二役で出ている役者さんもいるのですが、
恥ずかしながら、物語後半まで、同じ人が演じていると気づきませんでした。
すごい演じ分けです。
歌の表現力がすごい
主演の森彩香さんをはじめとして、
歌の表現力がすごい。
主人公ムーシュは、穏やか目の性格のため、
歌も序盤は基本的に穏やかで可愛らしい感じでした。
しかし、物語が進むにつれて、
ムーシュの感情が高まってくとき
「こんなパワフルな声出せる方だったの!?」
と驚く力強い歌声。
芝居力の高さも相まって、めちゃくちゃ心に響いてきました。
ミュージカルは頻繁に観に行ってるけど、歌でここまで心打たれた経験はそんなに無いです。
アクロバティックなダンス
ダンスもとても見ごたえがありました。
上手い、なんてものじゃない。
表現が斬新だし、とてもアクロバティック。
出演者を持ち上げて、グルングルンしてるんですよ。
シーンの緊迫感を引き立たせているし、なによりパフォーマンスが美しい。
観ていて驚かされます。
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深みのある何度も観たくなるストーリー
『7dolls』は、人形劇団の物語なのですが、
ストーリーの中で「人形」の扱いがとても巧み。
「このミュージカルにおける人形とは何者なのか。そして、人間とは何者なのか。」
なんてことを考えさせられます。
気が付けばストーリーにはまっていて、
どんな結末になるのか、ワクワクしながら観てました。
そして、観終わった後も、もう一度最初から観たくなる。
クセになるストーリーです。
最後に
音楽座ミュージカル『7dolls』を観に行った感想をまとめました。
とにかく、凄かった、の一言です。
音楽座のオリジナルミュージカルのすばらしさを、改めて実感しました。
2020年には、東京・大阪だけでなく、名古屋や広島でも上演が行われるようです。
私が住んでいる名古屋にも来てくれるようなので、絶対観に行こうと思います!